【レポート】宇都宮ロードレース

2020年8月9日(日)開催の宇都宮ロードレースのレポートをお送りいたます。

 

参加メンバー

E1 : 森崎 英登 選手
E1 : 塩澤  魁 選手
※ E1参加 88名参加

 

リザルト

森崎 英登 選手 DNF
塩澤 魁 選手 13位
※ E1完走 49名

 

レポート

前日の宇都宮クリテリウムからの本日のロードレース。

 

クリテリウムとは違い、上り基調の強いアップダウンコースの公道型のロードレース。1周6.5kmほどの7周回するのだが、本日のロードレースはものすごく厳しいものになり、前日に引き続きエカーズが中心となりレースを作っていくであろうと選手たちには伝えておいたが、肝心なことは伝えていなかった。

 

その伝えていなかったことは、以下の2点である。

 

・本日は森崎選手は完走できないということ
→ 2周目にはメイン集団から脱落し、5周回完了時には足切りになること

 

・優勝争いをする集団は20名程度に絞られ、その中に塩澤選手が残るだろうということ
→その20名の中にはエカーズの選手が全員含まれると考え、彼らの組織力に勝つためには、勇気を持って”苦しいところでもアタックすること”が大切だということ

 

実際にどうなったのかは、以下より解説する。

 

 

スタート前、気温がしっかりと上り32度ぐらいの気温から開始される。日差しはあまり気にならないが、時折やってるく小雨により、湿度が高い。そのため、選手たちはスタート前に水をかけたり背中に氷を入れるなどして対応していた。

 


※スタート前の写真

 

緊張している面持ちというか、レース直前までしっかりと準備をしている塩澤選手に対して、どことなく調子が悪そうな、集中し切れていないような迷いのある表情を見せる森崎選手。昨日およびここまでのレースの走り方を見て、上記のような結果になるであろうと予想していた。

 

ゆっくりとスタートを切った集団は、リアルスタートから熾烈なアタックがかかったのか、1週目から千切れる選手たちがいた。この周回は2名の選手とも無事に通過した。

 

さて、予想通りになるかと思いながら眺めた2週目は、やはり森崎選手が集団から離れる。

 

 

引き続き集団に残る塩澤選手だが、3周目終了時点で予想したように20名程度の人数に絞られていた。

 

この辺りになると一時的に選手たちの動きも少し緩やかになる。考えられる理由は2つ。”ある一定の人数に絞られたため、これ以上動いてもメインが絞られないだろう”という考えであることに合わせて”積極的に動いた結果、少々疲労を感じるため一定ペースで走行したい”という考えである。

 

実際どちらだったらが集団を、ある程度一定ペースで走行させていた理由なのかはわからないが、勝つために重要になるのはこういうシーンでのアクションである。

 

チーム名は違えど、E1の中では圧倒的なこの力を有する選手であるエカーズの関係者選手が7名ほど出走する中で、個人で活動する選手たち勝ちを狙うためには”奇襲をかけること”である。本当に勝ちたいなら0か100か。また、成長するためには0か100か。

 

今回の結果はさておき、既に20名の中で優勝争いが決まっているこのシーンで”勇気を持って戦うことができるか”が、今後の結果がを左右すると考えられる。

 

そのシーンがこちら。

 

5周目突入時から、ここからチャレンジしよう、珍しく檄を飛ばす。4周目か5周目通過時に、エカーズ以外の選手が飛び出すようなアクションを行い、チェックに入るのが見えた。この時点で、勝つのはこういう選手だろうと思っていた。

 

結果集団はそのまま最終周回を迎え、アタックをした小島選手が優勝。塩澤選手は後続のスプリントで13位となり、終了した。

 

 

今回のポイントは、実際に、アクションを起こしたところで優勝できたかどうかはわからないところ。ただ、実際に20名の集団に優勝するチャンスが与えられたであろうタイミングで、勇気を持ってチャレンジすることができるかどうかはものすごく大きい。

 

前回の群馬の中で、塩澤選手はある程度コンスタントに走れていたことを考えると、このコースは特に相性が悪いわけではないと考える。むしろ、相性は良い方だと考えており、だからこそチャレンジをして欲しいと思ったので、レース中に檄を飛ばした。こういう時のチャレンジを、次のレースで生かして他の選手に伝えて欲しい。

 

森崎選手はコンディショニングが悪いとは言えど、そこに向けて調整していくのも選手として大切なことである。また、塩澤選手の方がコンスタントに走れていることを考えると、同じチームメイトからたくさんのことを吸収し、さらに真摯的に競技に集中して欲しい。

 

こうした時世の中でも応援してくださった皆様に対して、私たちができることは結果を出すこと。また、次のレースがどうなるかわからないが、開催されるものだと考えて修正し、取り組んでいきたい。

 

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

選手の声

塩澤選手
脚質的には相性は悪くないコース 昨日のクリテリウム同様、エカーズの選手がペースを上げ集団は縦長に。登りのペースも非常に早く集団が絞られる。プロのカテゴリと同等のスピード 自分もキツいが周りもキツい、しかし精神的に優位にたてなかった。気持ちが弱かったです。 最後はチャレンジすることを恐れ埋もれてしまう。 反省と課題。自分を見つめ直す良い機会になりました。 このレースでの悔しい経験を忘れずにいき、次戦に繋げたいです。
宇都宮でのレース参戦、スポンサー様・サプライヤー様を始めサポートしていただいた皆様に頭が上がりません。 本当にありがとうございました。 次戦もご声援の程よろしくお願いいたします。