2020年7月25日(土)に開催された東日本ロードクラシック-DAY3のレポートをお送りいたします。
参加メンバー
E1 : 森崎 英登 選手 E1 : 塩澤 魁 選手 ※ E1参加 91名参加
リザルト
森崎 英登 選手 DNF 塩澤 魁 選手 8位 ※ E1完走 22名
レポート
102kmのレースを走行した翌日。
昨日よりも2周回少なく、15周回(90km)というレースとなるも、DAY1-2の疲労感が各選手に襲いかかり、日頃からよくトレーニングができている選手が走ることを許される3日目になるだろうと考えていました。
前日のレース後ミーティングで、本日に向けたレース考察は以下の通り。
まず、CTLおよび2日間のTSSから考えて、森崎選手は完走できずに早いタイミングでDNSになるが、塩澤選手は戦えると予想。そのため今回のレースはチーム戦ではなく単騎で戦わなくては行けない状況になるであろうというイメージを持ってもらいました。
次に、DAY1-2と共に”なぜ逃げが発生し、DAY2に至っては成功したのか?“を選手たちに伝えた後、DAY3は”逃げが決まる可能性が少ないこと“と合わせて”かなりの消耗戦になるであること(前に前に選手たちが出続けるサバイバルゲームになること)“を伝えました。
最後に、その消耗戦になる際のキーとなる選手を確認した後にミーティングを終えて、各自にレース直前まで常にイメージをしていただきました。
実際のレースレポートはTwitterに合わせてお伝えします。 https://twitter.com/tm_orca/status/1286848338390736896 レース序盤から動くアタックの応酬に、疲労度が高い選手たちは早々に脱落。2周回終了時に、予想通り森崎選手の疲労がピークに達し、ここでレース終了となりました。 https://twitter.com/tm_orca/status/1286851116521517057 4周回目終了時点ではすでに参加者の2/3がメイン集団から離れ、この集団で勝負が決まるであろうことは濃厚となりました。
https://twitter.com/Kei__Allez/status/1286853717946335232
残り4〜5周となったところで、有力選手が様々な動きを見せ始め、さらに選手が絞られ20名程度に。この時点でDAY1-2と先頭集団や逃げ集団で走行していた選手たちのみが走行を許されるというような内容でした。
https://twitter.com/tm_orca/status/1286865447720116224どのアタックも+10秒ほどの動きも許されることなく、動いては吸収を繰り返す中、最終周回へ。”本当に力のある選手が勝つ”レース展開に。 https://twitter.com/tm_orca/status/1286872281919025157
結果は以下の通り。
【速報】15周回終了(ゴール)
1位 小林選手
2位 東選手
3位 松木選手塩澤選手@Vo1vic は8位!
皆さん3日間のレース、本当にお疲れ様でした!!! pic.twitter.com/BL4IcvOyDF— TEAM ORCA / ORCA PROJECT (@tm_orca) July 25, 2020
DAY1から活躍していた選手たちが表彰台に登る形になりました。また、優勝された選手は、DAY1で森崎選手とスプリントで戦われた選手だったと記憶していますが、本当にスプリント力のある強い選手でした。
優勝、入賞された皆様、おめでとうございます。
全ての選手が持てる力を出したレースだったと思いますし、今回の3日間のレースは距離だけでなく天候の影響もあり、本当に大変だったと思います。そんな中でも自分の限界に挑んだ各チームおよび選手たちは、心身ともに素晴らしい選手たちだったと考えています。
TEAM ORCAからは2名の参加でしたが、ご一緒に走らせていただきました皆様、ありがとうございました。
また、新型コロナウイルスの中でどうなるかわからない中、大会準備から開催までしっかりと運営していただきましたJBCFの皆様、本当にありがとうございました。 そして、3日間、TwitterなどのSNSを通して当チーム、各選手を応援をいただきました皆様、本当にありがとうございました。
こちらのレポートに書くことはできませんが、今回のレースは学ぶべきことが多く、それらを次のレースまでの課題として練習し、また挑んでいきたいと思います。
選手の声
塩澤選手
NEXT RACE
8月8日開催 宇都宮クリテリウム
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・Personal & Cycle Studio i 様 ・株式会社サギサカ 様 ・株式会社小澤製作所 様 ・いずみパーキング 様
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・星が丘テラス 様 ・星が丘自動車学校 様 新型コロナウイルスが猛威をふるう中でも、当チームを支えていただきましたスポンサー・サプライヤーの皆様、本当にありがとうございました。