2020年7月24日(木)に開催された東日本ロードクラシック-DAY1のレポートをお送りいたします。
参加メンバー
E1 : 森崎 英登 選手 E1 : 塩澤 魁 選手 ※ E1参加 79名参加
リザルト
森崎 英登 選手 46位 塩澤 魁 選手 28位 ※ E1完走 47名
レポート
72kmのレースを走行した翌日。
昨日よりも5周回多く、17周回(102km)という長距離レースとなり、前日の疲労感覚がある選手にとってはとてもタフなレースになろうのではと考えられていました。
前日のレース後、気持ちを切り替えて本日に向けたレース展開を考察。
8〜12名ほどの選手の逃げが2〜3分ほどメイン集団に差をつけたらその逃げは確実に決めると考えられるので、人数の多くなる逃げは必ずチェックすること。
また、CTLと昨日のTSSから考えると、本日は塩澤選手の方が勝率が高そう。逃げが発生した瞬間は塩澤選手に逃げをチェックし、メイン集団に森崎選手がステイし、もしも集団ゴールになった際にはスプリントする、という流れを伊藤監督が事前にアドバイスをしていました。
スタート前はそれぞれリラックスしながら過ごしています。
スタートして1周回目は10分15秒ほどのスローペースですぎて行ったところ、2周回目から逃げが発生。その逃げは、前日のミーティングで確認したチェックすべき選手を含む14名ほどの逃げであり、まさにチェックしないといけない状態の逃げ。
森崎選手はメイン集団の前方に位置していたが、逃げ切ることはないと判断しパス。塩澤選手はメイン集団の後方に位置していたため、逃げに反応することができなかった。
結果、この逃げが本日の結果を左右することになりました。 写真は逃げ集団となります。
6周回目終了時、最大4分以上もの差をつけられたメイン集団は、これではまずいと思ったのか徐々にペースを上げ始めます。それまでは1周10分〜9分30秒ほどのペースで走行していたメイン集団も7周回目は8分30秒を切るペースで走行。それ以降は9分〜8分50秒あたりのペースで走行し、徐々に逃げ集団に近づきます。
しかし逃げ集団は皇族とのタイムギャップに関係なくうまくローテーションをおこなっており、メイン集団のペースアップもそれほど関係ないようなペースで進んでいきます。 メイン集団が逃げ集団を追いたいという気持ちから生まれるペースのアップダウンにインターバルがかかり、自然と毎周回選手が削られていきます。(塩澤選手は終始メイン集団に残るも、森崎選手は12周回終了時にメイン集団から脱落)
結果、逃げ集団とメイン集団の差が2分40秒ほどまで短縮されるも、時すでに遅し。逃げ集団の10名弱で最終回へ突入し、勝負をすることになりました。
優勝は作新学院大学の及川選手。
本日は逃げ集団にいたメンバーは本当に強く、誰が勝ってもおかしくないと思える状況でしたが、当チームから勝負できるその場に入れなかったことが悔やまれます。 明日のレースはより複雑なレース展開になると予想されますが、引き続き森崎選手・塩澤選手が参加します。レース後ミーティングで様々な打ち合わせをしましたが、疲労している中でも自身のベストをつくし、挑戦して欲しいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
選手の声
塩澤選手
NEXT RACE
7月25日開催 東日本ロードクラシック DAY3