2020年8月8日(土)開催の宇都宮クリテリウムのレポートをお送りいたます。
参加メンバー
E1 : 森崎 英登 選手 E1 : 塩澤 魁 選手 ※ E1参加 88名参加
リザルト
森崎 英登 選手 DNF 塩澤 魁 選手 15位 ※ E1完走 49名
レポート
前回の群馬から2週間後、梅雨が明けて日中の気温が上がってきているなかで、レースが開催されました。
前日の20時より名古屋より移動、6時間ほどかけで宇都宮に到着(到着時刻午前2時)。スーパー銭湯にて体を軽くケアするも、睡眠時間が少ない状態でレースを挑む。これが後に今回の結果に繋がってしまった。 今回の宇都宮クリテリウムは今までと違いコースの変更が行われていた。過去に当レースで優勝経験のあった森崎選手も苦戦することが考えたが、それなりに走れるのではないかと予想した。
レース展開は、積極的にアタックがかかり、吸収されるというのが繰り返し行われるのではないかと予想。少人数性の統率のとれそうなアタックは要注意というところ。
📢 いよいよ開幕
10時10分より #JBCF 宇都宮クリテリウムがスタートいたしました。
前回までの群馬とはまた違う顔ぶれですが、このレースも一筋縄ではいかなさそうです。
さて、どんなレースになるのか?楽しみです🙋♂️ pic.twitter.com/xZ7UpLzTWi
— ORCA CYCING TEAM (@tm_orca) August 8, 2020
レース序盤はメイン集団の前方に2名とも展開。
1周の内にUターンが3回 / 90度コーナーが2回もあるインターバルコース。
各選手、共通して”前方に位置することで、後方にいることで引き伸ばされた際にかかる高強度を回避したい”という思惑が、コーナリング前の激しい一度理をリスクをおいながら責める。
レースも3分の1ほど過ぎたあたりで、森崎選手が苦しそうな表情を見せ、メイン集団を脱落。その後に”止まってもいいですか”と聞かれたので”OK”と即答。こちらも理由を把握しており、翌日のことを考えて無理はさせない。
症状を伺うと、軽度熱中症のような状態。考えられる一番の原因は睡眠不足。確かに睡眠時間が1時間ほどしかなかった中での気温上昇が体に応えたのだろう。至急車に戻し、クーラーや飲料水で体温を冷やし、睡眠を取らせる。
塩澤選手は、引き続きレースに参加する。
メイン手段は終始エカーズがコントロールするような動きを見せていた。そこから飛び出した選手がいたが、彼が今大会の優勝者となった。
一時30秒ほど開いていた逃げだが、もちろんメイン集団はそれを容認するわけなく、ラスト3周ほどから一気にペースをあげて追走。しかし逃げた選手を吸収することなく、終わってしまった。そのメイン集団の中で、塩澤選手は落車に巻き込まれることなく、無事ゴールした。
森崎選手のコンディションがよくなかったのが残念だったと考えられるが、これも選手としての技能のひとつ。塩澤選手は前回の群馬同様、全体的に安定しているのでそこは問題ないと考えている。
明日の宇都宮ロードレースでは、このコンディション調整がさらに影響すると考えられる。レースまでの間、しっかりと調整して挑みます。
選手の声
塩澤選手
NEXT RACE
8月9日開催 宇都宮ロードレース
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