ORCA PROJECT

MESSAGE

代表からのメッセージ

伊藤透

10年以上前の話。  

私は自転車を段ボールに詰め込んで、海外へ旅立ちました。  

自転車競技経験の全くない素人にも関わらず、海外のクラブチームに所属し、言葉の通じないチームと上を目指して競い合う日々を送っていました。

初めはただ強くなりたい、速くなりたいという一心で自転車に乗り続け、勝敗の決まる世界に身を投じることが一番面白いと考えていました。

 

そんな中、一人の同い年の日本人男性に出会いました。

”サイクリングがしたかった”という彼の声を自転車店に連れて行ったその日に、彼はロードバイクを購入しました。

サイクリングを初めて右も左もわからない彼を、私は自身の休みの日にお気に入りのコースへ連れて行きました。

 

街を抜けて

海岸線沿いを走り

森の中を走り

街を一望できるお気に入りの場所へ

お腹が空いたらカフェに寄り

暑さを感じたらサイクルジャージのまま海に入り

日が暮れるまでサイクリングし続ける

そんな日々を過ごしている中で、私は競技以外のサイクリングの楽しみに気づきました。

 

自転車に乗ることで様々な人と繋がれることに

自転車に乗ることで訪れた国や地域で様々な文化を体験できることに

自転車に乗ることで今まで出会えなかった景観を拝めることに

自転車に乗ることで挑戦したことにより自分を深く知れたことに

 

自転車に乗ること = サイクリング が、”たくさんの新しい出会い”を運んでくれることに気づき、それがサイクリングの真髄ではないかと感じています。

 

そんな経験から、私は多くのサイクリストに対して”新たな出会いを提供したい”と考えています。

日本国内に “新しい自転車文化 = 新しい出会いを提供できる環境”という社会を、同じ志を持つ仲間たちと作り上げていきたいと思います。

そうした文化の形成のために、まずは”サイクリストの命”を守らなくてはいけません。

そのため、私たちはまずは初めにサイクリストの安全と健康をサポートする事業を行っていきます。

 

全てのサイクリストのために、これからの自転車のために。

挑戦させていただきます。

2021年1月 代表理事 伊藤透