出走者
E1 : 塩澤選手
E2 : 初川選手
F : 望月選手 ( NEW )
リザルト
E1 : 塩澤選手 … 8位
E2 : 初川選手 … 3位 ( E1昇格 )
F : 望月選手 … 2位
レポート
前回の広島大会から1週間後となる今回のレース。前回のリザルトから引き続き参加している塩澤選手・初川選手は、身体的・精神的ダメージを感じる部分がありましたが、2021年度の前半戦ということもあり、後半戦に向けての弾みと課題を探るべくチャレンジした走りを目標とし、当チームで初参戦となる望月選手も、ロードレースで国内有数の選手を相手にどこまで走ることができるのかを確認しつつ、上位を目指すような走りを目標としました。
以下、各選手のレポートとなります。
E1 : 塩澤選手
(本人からのレポートはこちら : レースレポート)
1周目から集団の人数は半数程度に絞られるコース。2周回目には単独で逃げをうつ選手がいましたが、追うことはなく鎮静化。その後、徐々に集団はペースを上げて逃げを捕まえる展開になり、捕まったのは最終周回の真ん中あたり。
その後、いくつかの動きが集団内で生まれたのちに、1名の選手が飛び出し、それを1名が追う展開。結果、その2名が優勝争いとなり、メイン集団に残った塩澤選手は入賞争いに。最終コーナーを曲がった後で踏み込んだ時には、進路上に他の選手がいて、動くことができずに8位でゴール。
E2 : 初川選手
(本人からのレポートはこちら : レースレポート )
前日の試走に比べたら力が出るようになったものの、早朝ではまだ不安な様子。スタート前までに1,600kcal程度のエネルギーを注入し、しっかりとウォームアップ。
指示通り、1-2周目終了までは大変そうな表情をしていたが、3周回目のゴール前では集中し、少々力を取り戻したかのような表情を見せて最終回へ突入。ゴール前1kmほどのところから動き始め、最終コーナーを先頭で突入。一気にスプリントをかけたが、残り50m程度のところで交わされ、3位でゴール。
以下、初川選手の表彰式となります。
F : 望月選手
前日・当日の会場到着時は、完走できたらと弱気な雰囲気だったものの、E1 / E2でも同チーム選手たちの活躍を間近で見たことで刺激を受け、スタート前には意気込みを感じる表情・雰囲気が伝わる。
1周目から1名が逃げ、7名程度のメイン手段に残ったままレースを進めるも、落車の影響で4周回のところ、3周回に急遽変更となり、勝負は急展開に。逃げを吸収したところからメイン集団は6名程度、先頭を引く形でコーナーを立ち上がり、スプリントをかけたが、ゴール20m前でパスされて2位でゴール。
総括
前回の広島で感じた各個人の壁や、今まで自分が新たなる自分に対する可能性を見いだせたレースだったのではないかと感じました。前半戦を通して見つけたチーム・個人の課題を上げ、可能な限り課題解決に取り組み、後半戦に挑んでいきたいと思います。
応援いただき、ありがとうございました。
余談
“あの選手のサポートをしてください、こうしてください”
そんなことを言ってもいないのに、自身のレースがあるにもかかわらず、自身のレースを終えて疲労しているにもかかわらず、率先して各カテゴリーの選手の側に寄り添い、活躍を最後まで見届けるチームメイトたち。
観戦中、彼らが姿を認識するのはほんの数秒かもしれない。でも、その数秒がおとずれるたび、その闘士に勇気をもらい、折れかける心を支えてくれたり、不安な気持ちを晴らしてくれる。
今日まで、当チームは各カテゴリーに1名ずつしかいなかった。そう思っていた。でも本当は違う。みんなで戦うって、こういうことなんだと感じながら、ロードレースは個人競技ではなく、仲間と支え合い行う競技なんだと、改めて感じる1日でした。
NEXT RACE
2021年9月4日(土) JBCF 舞洲タイムトライアル
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